面白い解説ツアーで南極北極を身近に感じられる!子供と一緒に学んでみよう!【国立極地研究所 南極北極科学館】

おでかけ

こんにちは!
今回は東京の立川市にある南極北極科学館を紹介します

国立極地研究所 南極・北極科学館
国立極地研究所の広報展示施設です。

国立極地研究所 南極・北極科学館は、
2010年に“南極・北極の今”を発信する広報展示施設として開館されました。

国立極地研究所で行われている観測・研究を紹介している科学館です。
南極や北極で実際に使用している観測機器、
標本やはく製、オーロラ映像、南極の氷など、貴重な展示が置いてあります。

館内はワンフロアでなんと入園料は無料!
遠い南極・北極の世界を展示物や展示解説ツアーを通して体験することができます。

今回行ってきた南極北極博物館は東京のJR立川駅近くにあります
立川駅からも歩いていけますが
モノレール北立川駅(JR立川駅から徒歩2-3分)から1駅目の高松駅が最寄りの駅になります

お天気いいときや時間があれば
行く途中に昭和記念公園もありますしイケア立川もあるので散策がてら歩くのもおススメです
体力あるお子さんたちにはオススメです

ということでひとまずJR立川駅に到着

立川駅に着いたらなんと!
秋田からなまはげがお出迎えしてくれました~!

初めて生なまはげに出会って大興奮!
着いて早々サプライズ感ありで気持ちも上がります

その後立川駅からモノレールに乗り、高松駅で下車し歩いて10分ほどで科学館へ

到着~!

意外と(失礼ですが笑)新しい建物
奥の建物は国立極地研究所になります


車で来られる方は科学館専用の駐車場はないですが、
国立極地研究所の駐車場が使えるようです

近くに大きい平置きのコインパーキングもありました

そして…トップにも掲げましたが
こちらは何と無料施設!になります!嬉しい~

アニメ「宇宙よりも遠い場所」の第三話にも出てきた聖地としても有名だそうです!
見てから行くと、より楽しめるかもしれません



中はというと展示物はワンフロアでこじんまりしてますが
たくさんの展示物が並んでいます↓


そして、なんと科学館では2025年2月から展示解説ツアーが開始されました!
受付でもお知らせが載っていました↓

展示ツアーは決められた時間にロビーで集合、上限人数などはないようでした
もちろんこちらも無料です!


今回は30人前後の方がツアーに参加されてました

集合より少し遅れてしまいましたが
特に受付もなく、すぐにツアーに合流することができました

この解説ツアー、南極北極科学館行かれる方に是非おススメしたい!

南極・北極の土地にまつわる人の関わりや政治の話
実際に観測値で起きたハプニング・日々の生活などなど
展示物を通して解説員さんがユーモアたっぷりにお話してくださいます

例えば、昭和基地に輸送船「しらせ」が到着すると、その日のご飯は卵料理!
特に目玉焼きがごちそうだったとのこと。
翌日はキャベツ料理!みんな楽しみにしていたそう。
卵もキャベツも南極ではなかなか手に入らない食材だったからだそうです
展示物とお話を通じて南極北極が身近に感じられました


多分自分たちで展示物を見るとなると長くて20分もつかな・・・い・・・ところ
ツアーだと1時間以上かけて楽しく見ることができました

解説員さんは、極域観測・研究の経験者の方で
私たちが話を伺った今回の解説員さんは実際に南極で極域観測された方でした


この方の経験されたお話を聞きながら展示物を見て回るのですが

とってもお話が面白い…!!!!!!!
聞きながら色々想像しつつ展示物を見ることができました
おススメです・・・!!!

南極が身近に感じられます。

南極の実際の氷を触ることができるブースもありました
 氷の中の小さなつぶつぶは何万年前の空気とのこと
 この空気を使ってその時代の酸素濃度など測り研究しているのだそうです

犬ぞり。接合部はくぎを使わずに皮でつないでいる。そのほうが揺れの衝撃を緩和するのだとか。

ちなみに展示物は実際に南極で使われていたものになります。貴重な資料です

↑氷床には隕石が残っていることがあり
 見つけたら採取をするのだが大変な作業になるそう。
 展示物には様々な隕石がありこちらは火星の隕石になります

また北極・南極で暮らす動物たちのはく製も多数展示されていました!

↑南極といえばペンギン、基地でもよく見かけるそう
 解説員さんの体験からするとなかなか厄介な存在らしいです笑
 見る分には可愛いですが、実際自然界で生活を共にすると見えてこない側面があるのでしょうか


↑南極の看板ともいえるホッキョクグマは思っていたより大きい!
襲われたらたまりませんね

アザラシは水中から空気を吸うため氷床の穴から顔を出すのですが
基地の近くにアザラシがいたら近くに穴があって危険だから注意しないといけない、
なんてお話もきけました

雪上車がありました
なかなか寝ずらそうな・・・当時現役で働いていたと思うと感慨深いです

また展示室にはオーロラのミニシアターもあり、小さなドームで鑑賞することができます。
個室ブース?のようになっていて、ゆっくり背もたれをたおして過ごすことができます
気持ちよくて寝てしまうかも!?

展示物のなかには極地ならではのブースもありました

私は今回展示物やツアーを通して、オゾン層の破壊について色々考えさせられました
日常生活を送っていると忘れがちだけど、
CO2の削減のために私自身も取り組みたいと思いました

ちなみにオゾン層の破壊を発見したのは日本人だそうです

そしてツアーの最後に参加者からいくつか解説員さんに質問タイムがありました!


「南極生活で一番大変だったのは?」の質問に
「やっぱり人間関係ですね。基地という狭い空間に何カ月といるとやっぱりいざこざが出てくる
つかず離れずの距離感が大事です」とのお答えが。

周り雪で囲まれた環境で限られた空間で過ごす大変さを
お話を通じて少しですが知ることができました。
そして距離感をもちつつ、仲良く過ごしていく術を南極できっと鍛えられて
この素晴らしい解説にたどり着いたんだなと妙に納得してしまいました

最後まで大満足のツアーでした

是非!南極北極科学館へ行って解説ツアー体験してみてください!



コメント

タイトルとURLをコピーしました